小説むすび | 著者 : 水辺野かわせみ

ギフト『生々流転』の力で蘇った冒険者シリューは、かつて死んだはずの幼馴染を異世界で探す旅をしている。彼は道すがら辿り着いたレグノスの街で、ポンコツ神官の少女ミリアムに出会う。おっちょこちょいでどこか「幼馴染の面影」を思わせる彼女に振り回されつつも、次第に仲を深めていく。その折、街で子供の連続誘拐事件が発生。冒険者ギルドから誘拐犯捜しの依頼を受けたシリューはミリアムと共に、敵のアジトに乗り込む作戦を立てる。計画は順調に進んでいたが、その矢先にミリアムもさらわれてしまう…。子供達、そしてミリアムを救うためシリューの能力が更なる変化を遂げる！異世界冒険ファンタジー第２弾！

勇者召喚の儀に巻き込まれて異世界のとある王国に転移したものの、全く魔力はない。一生懸命に王国を救う訓練に励む最中、「王国に災厄をもたらす者」として抹殺されてしまう。…はずが、唯一持っていたギフト「生々流転」で以前とは桁外れの能力を持って転生！悪いヤツをぶっ飛ばすことに迷いのない愚直な正義感とチート魔法での大活躍、さらには自然と相手を気遣える「天然たらし」な僚に、一緒に転移した女子高生や偶然助けた貴族の子女や女騎士、果ては王女までもが惚れまくりの尽くしまくり。しかし、超鈍感な僚は全く彼女たちの気持ちに気付く気配なし。その一方で、なぜか病死した幼馴染みで初恋相手の美亜の面影を彼女らに感じはじめる。もしや、誰かが美亜の生まれ変わり！？鈍感お人よしチートの勧善懲悪ファンタジー！