魏志倭神伝(3)
縄文より連綿と続く超能力者達の戦い。「生樹御門の会」のリーダー宇加美は壮絶な死と引換えに、息子に自分を凌ぐ超能力を伝えた。ニューリーダー猛彦の前に、「八代の悪舟」に加え、環境保護団体ガイアを主宰する真ノ浦舜が敵として立ち現われた。長い平和が終わり始まった修羅の世界、佳境へ-。
関連小説
魏志倭神伝(1)魏志倭神伝(1)
長い平和の時代は終わった。また修羅の世界が-。縄文時代より連綿と絶えることなく戦い続けてきた超能力者たち。宇加美秀彦は、そういう特別な血のつながりの秘密結社の中枢「生樹御門の会」のリーダーだ。彼の娘、史織が、敵対する「八代の悪舟」に誘拐され、凄絶な戦いの火蓋が切って落とされた-。 1994/11/05 発売