渡辺淳一恋愛小説セレクション(2)
純子が本当に愛したのは誰だったのか?天才少女画家と呼ばれた純子が阿寒に消えてから20年。作家となった「私」は、彼女をめぐる4人の男たちに会い、その死の真相を探ろうとする。清冽な北国の空気が胸に痛い瑞々しい作品。北のロマン・北海道編。
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男は、まだ見ぬ女の名前に焦がれていたー。後に、偶然の出逢いから結ばれる有津と佐衣子。薄紫のリラの花咲く初夏の札幌を舞台に、許されない愛の行方を流麗な文体で描いた長編小説。北のロマン・北海道編。 2016/04/05 発売
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優秀な外科医としての将来を捨て、個人病院の医師となった直江庸介。影をもつニヒルな彼に惹かれていく看護師の倫子。酒に酔い、女に溺れる直江の胸の底には、ある秘密が隠されていた。医療の世界を舞台に美しい文体で「愛と死」の本質に迫る代表作。 2016/06/03 発売