渡辺淳一恋愛小説セレクション(4)
京都の輸血センターで検査技師として働く迪子は、恋人と別れた後既婚者である上司、阿久津に強く惹かれていく。初夏から野わけの候の、美しい京都を舞台に、不倫の愛につきまとう喜びと苦しみ、底知れない虚しさを、卓越したリアリティーで描く。
関連小説
渡辺淳一恋愛小説セレクション(1)渡辺淳一恋愛小説セレクション(1)
男は、まだ見ぬ女の名前に焦がれていたー。後に、偶然の出逢いから結ばれる有津と佐衣子。薄紫のリラの花咲く初夏の札幌を舞台に、許されない愛の行方を流麗な文体で描いた長編小説。北のロマン・北海道編。 2016/04/05 発売
渡辺淳一恋愛小説セレクション(2)渡辺淳一恋愛小説セレクション(2)
純子が本当に愛したのは誰だったのか?天才少女画家と呼ばれた純子が阿寒に消えてから20年。作家となった「私」は、彼女をめぐる4人の男たちに会い、その死の真相を探ろうとする。清冽な北国の空気が胸に痛い瑞々しい作品。北のロマン・北海道編。 2016/04/05 発売