小説むすび | テラニアの盗賊

テラニアの盗賊

テラニアの盗賊

痴呆化し、盗賊と化した人類が掠奪と破壊をつくし、荒廃したテラニア。アーロンは免疫者だったがゆえに、痴呆者からなる盗賊団の頭目となった。だがかれは心に直接呼びかける声に操られており、その声の命ずるまま破壊をくりひろげ、人類最後の砦である地下ブンカーの都市群へと忍び寄る。一方、デイトンに呼び寄せられた銀河通訳、セルカノ・ステーマーは盗賊団の黒幕の発見と排除という捨て身の任務を命じられるが。

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