小説むすび | ハガ-マガ-を守れ

ハガ-マガ-を守れ

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はるか南部のジョージア州からやってきた依頼人は、馬の警備をスペンサーに依頼した。彼の経営する牧場で管理している馬が、何者かの手で次々と銃撃されているのだ。すでに三頭の馬が凶弾に倒れたが、今のところ金銭的な損害は軽微だ。だが、牧場には優秀な血統をもつ将来有望な名馬ハガーマガーがいる。高価な馬を守るため、銃撃犯を阻止してほしいというのだ。ホームタウンのボストンを離れ、愛しのスーザンともしばし別れて、スペンサーは単身南部ジョージアの牧場へ赴く。牧場には厳重な警戒態勢が敷かれていたが、スペンサーの嗅覚はそこにどこか不穏な空気も感じ取っていた。しかし、どうして価値もないような馬までが銃撃されたのか?はたして姿を見せぬ犯人の狙いは、何なのか?やがて凶弾は、思いもかけぬ標的に襲いかかった…。ボストンを離れ、単身事件に挑むスペンサーの活躍。人気シリーズ最新作。

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