小説むすび | 絹屋半兵衛 あきんど 上

絹屋半兵衛 あきんど 上

絹屋半兵衛 あきんど 上

出版社

文藝春秋

発売日

2009年2月10日 発売

「有田焼や、瀬戸焼より、いや九谷焼よりも、もっともっと、きれいで質のいい石物を、この絹屋で作りたいんや」。幕末の近江で古着を商う半兵衛は、妻留津とともに染付磁器に挑む。初窯の失敗、共同出資者の撤退、窯場での事故…数々の失敗を乗り越えながら、半兵衛は「湖東焼」の名を、その美しさを全国に広めたいと奔走する。

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