小説むすび | 夏光

夏光

夏光

著者

乾ルカ

出版社

文藝春秋

発売日

2010年10月8日 発売

「改札の正面突破は出来ないやろか」。疎開先から母の暮らす大阪へ戻りたい哲彦は喬史に相談する。海を眺める喬史の顔の左半分には、スナメリの祟りと噂される黒い痣があった。少年たちのひと夏を鮮やかに切り取ったオール讀物新人賞受賞作「夏光」、下宿先の少女との淡い恋を描く「夜鷹の朝」など六篇を収録。

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