小説むすび | 火焔菩薩

火焔菩薩

火焔菩薩

出版社

徳間書店

発売日

1988年12月1日 発売

時間泥棒社-和歌月北斗の仕事場には、小さなプレートが下げてある。記憶を消すのが彼の商売である。霊魂の憑依によって、脳裡を支配していた意識を深層に閉じ込める。憑霊治療と呼ばれる闇の商売だ。「娘の失語症を治してほしい」倉地と名のる男が訪ねてきたとき、背後に胡散くさいものを感じた北斗だったが、治療をひきうけることにする。しかし、倉地に大金をまきあげられたパチプロ・松木が現われ、倉地は少女・木花咲耶を残し逃亡する。言葉を失った咲耶の過去に何があったのか!?神話の炎が、いま甦る!書下し長篇伝記アクション。

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