小説むすび | ごきぶり商事痛快譚(4)

ごきぶり商事痛快譚(4)

ごきぶり商事痛快譚(4)

出版社

徳間書店

発売日

1989年5月1日 発売

大阪・御堂筋から赤坂の一等地に進出をはたした、我がごきぶり商事。元・西成署の刑事、毛ダニこと池谷老人をひきいれて、場外馬券売場で外れ馬券を拾い、1日百万円を目標とするのが、目下の仕事だ。ぼくとの間に一児をもうけた登志子はんが発見した磁気鉄粉応用の、馬券ナンバー改造法で当り馬券に直して現金化するのだ。仕事は順調だがある日、ぼくの浮気心に対する登志子はんの監視の目を盗んで、新幹線で知り合った女優の真下洋子と密会。ごきぶり商事の東京進出の話を映画化したいと申し込まれたのだ。

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