小説むすび | 骨法必殺

骨法必殺

骨法必殺

出版社

徳間書店

発売日

1990年11月1日 発売

京都東山、三十三間堂。後白河法皇が創建した名刹も、応仁の大乱後まもない頃なので朽ち果てるにまかせていた。その堂の前で、一人の娘が凌辱されまいと、二人の無頼者を相手にけなげに闘っていたが、力尽きて犯されてしまった。娘の死の寸前、来あわせた堀辺牙王丸は「姉の由布美に」と彼女から錦の袋を手渡された。牙王丸は、諸国流浪の旅に出ている古式拳法・骨法の達人である。洛北の大雲寺に監禁されている由布美を助けた牙王丸は、錦袋の中身の謎を解くため、勇躍、琉球に向う…。長編アクション&エロス。

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