小説むすび | 幻竜苑事件

幻竜苑事件

幻竜苑事件

出版社

徳間書店

発売日

1992年1月1日 発売

石神探偵事務所の野上英太郎の所に、突然、少女が現われて“両親を殺した人を捕えて”と強談判。数日後のこと、江戸時代から続く名門遠島寺家の当主で、今は屋敷を改造して旅館の主となっている重義が、野上を訪ねてきた。日く。“人殺しの汚名をすすいでほしい”と。実は先の少女は、重義の兄夫婦の娘で、養女としてひきとっているのだが、その兄夫婦は不慮の死を遂げていて、彼にその疑いがかかっていたのだ。助手の俊介少年とともに、調査にのりだした野上は、竜が棲むという屋敷の庭園で、不可解な怪事件に遭遇する。書下し長編本格ミステリー。

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