小説むすび | 夜叉沼事件

夜叉沼事件

夜叉沼事件

出版社

徳間書店

発売日

1992年12月1日 発売

野上英太郎と同居することになった俊介とジャンヌは、中学の担任松永麗子先生の訪問をうけた。兄の死の真相を調べてほしい、ときりだした彼女の話は-。20年前の夏、兄・宏が帰宅途上に行方を絶ち、脅迫電話がかかった。身代金を工面し受渡場所へ父親が向ったが、犯人は現われず、警察への通報を詰る電話を最後に連絡は絶えた。宏の左薬指が発見されたが、指には生活反応がない。1年後、街の北端、夜叉沼での幽霊騒ぎから、宏と思われる白骨死体が出た。-俊介たちは20年前の殺人犯捜しに乗り出す。

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