小説むすび | おとこ鷹(上)

おとこ鷹(上)

おとこ鷹(上)

出版社

徳間書店

発売日

1987年9月1日 発売

奔放無頼な暮しぶりで江戸下町の庶民に慕われる無役の幕臣・勝小吉の子として生まれた麟太郎(後の海舟)は、周囲の愛に育まれて成長、島田虎之助に学んだ剣では早くも皆伝を許され、都甲斧太郎に師事した蘭学でも頭角を現わしつつあった。まさに栴檀は双葉より芳し。紅夷の学を蔑視する側からの圧迫もものかは、来るべき激動の日本を担う大器の進取の気は、日増しに鋭くなって行く…。『父子鷹』姉妹篇。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP