小説むすび | 疑惑株

疑惑株

疑惑株

出版社

徳間書店

発売日

1989年3月1日 発売

海原投資研究会の主幹・海原大介には、かつて業界最大手・大田黒証券に在職中、K電機とY建設株の暴落から顧客に恨みを買い、妻子を焼殺された辛い過去があった。事件後、退職した海原は自棄の生活を送っていたが、ふと飲み屋で手にした証券新聞でその二つの株の値上がりを知り、自分の読みの正しさを確信、再び“現代最高の戦場”兜町へと勇躍、戦いを挑むのだった。株式投機の裏面を活写する長篇経済小説。

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