小説むすび | 受難管理職

受難管理職

受難管理職

出版社

徳間書店

発売日

1991年11月1日 発売

大蔵省事務次官・冬村国治は、財政再建に不可欠として、大型間接税の導入に意欲を燃やし、大蔵の決意を示すため、次の事務次官に異例の人事を用意した。が、冬村の構想に、前首相の梅里が反対の意向を表明した。人事権は官僚の牙城であった。全局長の辞表を携えて直談判におよんだ冬村に、梅里は意外な条件を出してきた(「大蔵省次官室」)。第一線で苦闘する管理職達を描いた異色作品集。

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