小説むすび | 盗んではみたけれど

盗んではみたけれど

盗んではみたけれど

出版社

徳間書店

発売日

1996年11月30日 発売

ホームレスの「ヤス」が何者かに鈍器で後頭部を一撃されて殺された、との報らせを受けた警視庁捜査一課の美人刑事・今野真弓は驚愕した。「ヤス」こと野口靖夫は真弓の大学時代の先輩で、その変わり果てた彼と偶然再会したばかりであった。野口はS工機を経営する大金持ちの川田家に婿入りし、将来を約束されたも同然であったが、なぜか一年前に失踪して行方がわからなくなっていた。早速、真弓は夫で泥棒の淳一と共に捜査を開始するが、ホームレスとなって潜入捜査をしていたはずの部下の道田刑事に危険が迫り…。

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