小説むすび | 白亜館事件

白亜館事件

白亜館事件

出版社

徳間書店

発売日

1997年10月31日 発売

ホテル、レストランなどを経営する柊興業代表の柊遼が、石神探偵事務所を訪れた。二十年前に自殺した兄・凱の死の真相を調べてほしいというのだ。二人は父親から莫大な資産を受け継いだのだが、高校教師であり化石の研究家として有名だった凱が発見した肉食竜の化石が偽物と批難された上、妻も自殺、山中の館で息子の慎也と二人、隠遁生活を送っていたのだった-。柊家の関係者がその館に集まる日、野上探偵と俊介、猫のジャンヌも同行したのだが、そこで身の毛もよだつ事件が起こったのだ。

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