小説むすび | 江戸五人男

江戸五人男

江戸五人男

出版社

徳間書店

発売日

1995年1月15日 発売

その放埓ぶりは江戸中知らぬもなしと囁かれた男、本所錦糸堀の直参此村大吉はある夜、近頃流行の釣鐘盗ッ人に出喰わした。鐘の中には猿轡をした娘がいたが、傍から娘の兄と名乗る男半次郎が現れ、連れ去る。一連の盗みは鼠山の吉五郎の仕業。此村は何の因縁か、岡ッ引に追われる吉五郎を匿う。一方、呉服屋の継母に質にされた娘を救い、更に一儲け企む半次郎が暗躍する。痛快に生きる男達を描く時代長篇。

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