小説むすび | 極道記者

極道記者

極道記者

出版社

徳間書店

発売日

1996年12月15日 発売

落ちぶれて、二百円券一枚握りしめ競馬場の金網にぶら下がって大声出していたって、それも一生じゃねえかー天国か地獄かという勝負を仕掛けた松崎の前を、十九頭の馬が疾駆して行く。東洋スポーツの競馬担当記者・松崎は、博奕三昧の日々を送っていた。ホンビキ、麻雀、チンチロリンと身を焦がす勝負にささくれては三人の女の所を泊り歩く…。凄まじいまでの賭博シーンが伝説となった傑作、遂に文庫化。

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