小説むすび | 秘玉の剣

秘玉の剣

秘玉の剣

出版社

徳間書店

発売日

1997年2月15日 発売

三日月城・森家に伝わる白い秘玉には、白蛇を誘う妖気がこめられ、凶事を招くと伝えられていた。最初に玉を手にした森蘭丸は本能寺の変に果て、次に得た者も災いに見舞われた。その秘玉が盗まれた。参勤交代の折、将軍綱吉に帯同を命じられた矢先のことだった。ついで森家の家臣が次々と斬殺された。陰には隻腕の武士の姿が。謎の武士が携える蛇彫の小太刀と秘玉の妖しの縁とは(表題作)。傑作時代小説集。

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