小説むすび | 天使が見た夢

天使が見た夢

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イザは自由で屈託なく、バックパック一つで旅を続けるたくましさがある。意識不明の少女の日記を読み、看病を通して心の交流を試みる。マリーは孤独感ゆえにいつも不機嫌で反抗的。うちに秘められた狂気に近い熱情で、いつしか動物的匂いを放つ男・クリスに溺れていく。-心の隙を埋めあうような二人の共同生活を通して、若い女性の生きることの喜び、愛、孤独、不安、焦躁を色鮮やかに描いた感動作。

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