小説むすび | 拝啓 交換殺人の候

拝啓 交換殺人の候

拝啓 交換殺人の候

パワハラのトラウマに苛まれる秀文は、退職から半年が過ぎても社会復帰できずにいることに絶望を感じていた。首を吊るために朽ち果てた神社の桜の木にのぼると、白い封筒が大きな洞に差し込まれているのを見つける。“どうせ死ぬなら殺してみませんか?”と書かれた手紙は交換殺人の依頼状だった。手紙を置いたのは白いセーラー服と紺色のスカートを纏った少女だと判明するが…。奇妙な往復書簡の先に待つ殺人計画の顛末は!?

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