小説むすび | 虎と十字架 南部藩虎騒動

虎と十字架 南部藩虎騒動

虎と十字架 南部藩虎騒動

徳川家康から南部藩が拝領し、盛岡城内で飼われていた虎二頭、乱菊丸と牡丹丸が檻から飛び出した。徒目付の米内平四郎は城下町に逃げた乱菊丸を見事に生け捕りするが、牡丹丸は傍若無人の若殿・南部利直に鉄砲で撃ち殺されてしまう。檻の見張りをしていた番人の自刃には不審な点が、さらに檻の中にいるはずの囚人の死体は消えていた!若殿の乱心か、領内のキリシタンの仕業か、それともー!?密命を受けた平四郎が藩を揺るがす大騒動の謎に挑む!

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