小説むすび | 神に愛されていた

神に愛されていた

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希望と絶望、羨望と嫉妬…これは、ふたりの女性作家が才能を信じて生きた物語。若くして小説家デビューを果たし、その美貌と才能で一躍人気作家となった東山冴理。しかし冴理は人気絶頂のさなか、突然、筆を断ったー。やがて三十年の時が経ち、冴理のもとへ、ひとりの女性編集者が執筆依頼に訪れる。-そして、この時を待っていたというように、冴理は語り始める。「あなたは、誰かを殺したいと思うほどの絶望を味わったことってあるかしら」。『みんな蛍を殺したかった』の俊英女性作家による最高傑作、降臨!!

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