小説むすび | 恋をするのが怖い

恋をするのが怖い

恋をするのが怖い

うぶなベスは恋人と信じていた男性の手酷い裏切りに傷つき、傷心を癒やそうと、世界でいちばん美しい街プラハへ旅立った。自身の店に並べるクリスタルを買いつける旅でもあるため、現地で出逢ったギリシア神のごとき美男子アレックスに通訳を頼むことに。「ベス、ぼくはどうやらきみに恋をしてしまったらしい」あるとき彼から言われて、ベスは極度の男性不信に陥っていながらも、優しくて知的な彼に急速に惹かれ、とうとう枕を交わしてしまう。でも、アレックスに本気で恋をしたって、どうせまた傷つくだけ…。臆病になるあまり、ベスは彼に愛の存在をきっぱりと否定し、帰国した。数週間後に、後悔の嵐に襲われることになるとも知らずー

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