小説むすび | スター作家傑作選〜甘く、切なく、じれったく〜

スター作家傑作選〜甘く、切なく、じれったく〜

スター作家傑作選〜甘く、切なく、じれったく〜

サンディが15歳の頃から、10歳年上のジョブがお目付け役だった。彼女に悪い虫がつこうものなら、彼は容赦なく対応した。かたや彼は次々デート相手を替えて恋を楽しんでいた。そんなジョブにサンディはずっと片想い。会えば喧嘩してしまい、時には密かに涙さえ流す彼女だったが、あるパーティでジョブから熱くキスされて…。(「ジョブ・ドッド」) 仕事先の会社社長アレックスに一目惚れしたシー・ジェイ。だが臆病な彼女は募る想いを伝えられない。悩み抜いた末、慈善イベントの独身男性オークションに“出品”された彼を、いちばん人気だったにもかかわらず競り落とすことに成功した。これで1週間、彼を思うままにできるーわたしなしでは生きられないと言わせてみせる!(「競り落とされた想い人」) 「手切れ金は払う。父と別れろ」社長の息子ライルに、社長の愛人と誤解されたアシスタントのケルサ。ハンサムだが冷酷な彼に戸惑うなか、社長が心臓発作で急死し、遺書によりライルとケルサが共同で遺産を継ぐことが判明した。憤るライルの口から、驚愕の言葉が飛び出す!「なぜ黙っていた?君が僕の妹だということを」(「もう一人のケルサ」)

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