小説むすび | 著者 : 松村和紀子

著者 : 松村和紀子

スター作家傑作選〜甘く、切なく、じれったく〜スター作家傑作選〜甘く、切なく、じれったく〜

サンディが15歳の頃から、10歳年上のジョブがお目付け役だった。彼女に悪い虫がつこうものなら、彼は容赦なく対応した。かたや彼は次々デート相手を替えて恋を楽しんでいた。そんなジョブにサンディはずっと片想い。会えば喧嘩してしまい、時には密かに涙さえ流す彼女だったが、あるパーティでジョブから熱くキスされて…。(「ジョブ・ドッド」) 仕事先の会社社長アレックスに一目惚れしたシー・ジェイ。だが臆病な彼女は募る想いを伝えられない。悩み抜いた末、慈善イベントの独身男性オークションに“出品”された彼を、いちばん人気だったにもかかわらず競り落とすことに成功した。これで1週間、彼を思うままにできるーわたしなしでは生きられないと言わせてみせる!(「競り落とされた想い人」) 「手切れ金は払う。父と別れろ」社長の息子ライルに、社長の愛人と誤解されたアシスタントのケルサ。ハンサムだが冷酷な彼に戸惑うなか、社長が心臓発作で急死し、遺書によりライルとケルサが共同で遺産を継ぐことが判明した。憤るライルの口から、驚愕の言葉が飛び出す!「なぜ黙っていた?君が僕の妹だということを」(「もう一人のケルサ」)

スター作家傑作選〜シンデレラに情熱の花を〜スター作家傑作選〜シンデレラに情熱の花を〜

『ドルー・モーリス』ドクター・ドルー・モーリスの医院の受付係に採用された天涯孤独のキティ。喘息持ちながら一生懸命働くが、妻を失ってから仕事一筋の気難しいドルーを怒らせてばかり。ところがある日、ドルーが悲しみに耐えかねて慰めを求めるようにキスを迫ってきて…。『御曹子の嘘』ヘイリーは学生時代、運命の人リックと一夜を共にしたが、その晩彼は忽然と姿を消した。4年後、勤め先が大企業に買収され、彼女は新経営者を見て息をのんだーなんと、あの“リック”だったのだ!ああ、どうしよう!彼がまだ知らない、息子の存在を…。『誘惑のローマ』“情熱のないお堅い女”と元夫に嘲られたベサニーは、傷心旅行でローマ一人旅を敢行。現地でハンサムな銀行理事長アンドレと出逢い、急速に惹かれる。だが情熱を分かち合った直後、何も告げずに彼は姿を消した。そのあとで、ベサニーは妊娠に気づくのだったー。『秘密のキス』地味で眼鏡のジェーンは新聞に載った匿名のラブレターと、突然届いた花束に胸が騒いだ。もしやマット?彼は高校時代、彼女への悪戯で退学になったものの今は同僚。意識するジェーンだったが、一方のマットもラブレターの書き手を彼女だと思っていて…。

スター作家傑作選〜秘密を宿したシンデレラ〜スター作家傑作選〜秘密を宿したシンデレラ〜

『トム・ウォーカー』NYの広告代理店に勤める秘書イリージアは憧れの上司トムと一夜を過ごし、純潔を捧げた。だが翌日には打って変わって目も合わせようとしない彼の態度に傷つき、彼女は退職して故郷に帰ったーおなかに小さな命がめばえていたけれど。数年後、密かに娘を産み育てていたイリージアの前に、思いがけず、トムが突然姿を現す!『恋人たちの長い一日』幼い頃に父に捨てられた看護師レイチェルは、異性に対して慎重だった。いつかすてきな男性が現れるまでは空想で充分と、独り身のまま人工授精で子を授かる。ある日、ついに理想の男性、会社CEOのブライスと出逢い、夢の一夜を過ごした。だが、彼が名門一族の跡取りで夜ごと違う美女を連れていると知り、身を引くことに…。『永遠の居場所』ストーカーから逃げる途中、コナーという男性と知り合ったアンナ。瞬く間に惹かれ合って電撃結婚するが、ハネムーン最後の夜、牧場主のはずの彼が行方不明者捜索の専門会社社長と偶然知ってしまう。まさか、ストーカーに雇われた探偵?アンナは怖くなって逃げ出したーコナーの子を宿したとわかったのは、その後のことだった。-密かに産んだ娘、独りで授かった子、思わぬ妊娠。人生を変える恋を綴ったベビー・アンソロジー!

スター作家傑作選〜愛をつなぐ天使〜スター作家傑作選〜愛をつなぐ天使〜

昼はフラワーショップの店員、夜はウェイトレスをしながら、4歳の息子を育てる未婚の母ゾウイ。そんな彼女の家に、新聞社に勤める独身貴族のクープが間借り人として引っ越してくる。明るく楽しいクープと触れ合ううち、息子が彼になつくようになり、しだいにゾウイも惹かれていくが、男性に傷つけられた過去があって…(『すてきな同居人』)。敵対する両家の跡取りであるフルールとマットは愛し合い、密かに結婚式を挙げた。だがその夜、フルールの母とマットの父が駆け落ち。この地を出ようと言うマットに、フルールは家族のために残ると告げるほかなかった。以来、音信不通になり、妊娠に気づいた彼女は世間の冷たい視線に耐え、彼の子を産み育ててきた。6年後ー(『秘密のウエディング』)。幼い娘の子育てを優先して昇進の話を断ったナタリーは、閑職に追いやられた。准男爵家出身のエリート社長ラファエルが気分を害して、こんな仕打ちをしたに違いない。同僚と残業中、ナタリーが社長のことを“冷血な暴君”と呼んで憎まれ口をたたいていたところ、彼女の背後に、ラファエル本人が美しい顔を歪ませて立っていた!(『甘美な嘘』)。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP