小説むすび | 心が聞こえるわたしと、音のないきみの物語

心が聞こえるわたしと、音のないきみの物語

心が聞こえるわたしと、音のないきみの物語

志摩は、人の心を読む能力の持ち主。そのせいで、親しい人は作らないと決め、地味な高校生活を送っていた。ある日、自分の動画がSNSにアップされているのを知り驚いた志摩は、偶然その動画を撮った翼と出会い、なんとなく友達になった。難聴をわずらっているのに前向きで純粋な翼にとまどいながらも、どんどん彼の存在が大きくなっていく。そしてとうとう、志摩の能力が翼に知られてしまった。「志摩ちゃんは志摩ちゃんだよ」ありのままの自分を受け入れてくれた彼に心を奪われて…。

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