出版社 : リトルモア
目をあけてごらん、離陸するから目をあけてごらん、離陸するから
会社を辞め、身ひとつで詩を書いて生きることにした。地球のあちこちで、言葉に翻弄されて立ち尽くし、言葉に勇気づけられて歩きだす。中原中也賞受賞の詩人が、小説とエッセイで描く“魂の解放”。
ノベライズ ちょっと思い出しただけノベライズ ちょっと思い出しただけ
「なんかさ、この星に人間は私たちふたりだけって気がしない?」1年前は何をしていたっけ、2年前はどこにいたっけ、3年前は誰と一緒にいたっけ…。ダンサーの照生とタクシードライバーの葉。永遠を願い輝いていた時を、その後の時間を、切なくもやさしく写し取るー話題の恋愛映画『ちょっと思い出しただけ』ノベライズ。
七面鳥 山、父、子、山七面鳥 山、父、子、山
「ぼく」は息子が生まれて、いろんなことを思い出した。そうだ、ぼくはずっとカリフラワーを七面鳥だと信じていたんだ。ビルも地下も歩道橋もない、広島の林業の町に生まれたぼく。力も気も胃も弱い。父親・フミヤアキは、酒を飲んで運転し、カープが負ければ家中のものを捨て、「早うせい」が口癖。「そとづら」だけはいい。デコトラで、スナックで、家業の乾物屋で、スキー大会で、野球場で、運動会で、結婚式場で、パリで…。四歳、九歳、十九歳、三十八歳の4章で綴られる、子と父の物語。
ノベライズ 花束みたいな恋をしたノベライズ 花束みたいな恋をした
あなたは思い出しますか?二人で過ごしたあの部屋と時間を、ベランダからの景色を、川辺の帰り道を…。すべての恋の思い出に捧ぐ、珠玉のラブストーリー。
砂漠が街に入りこんだ日砂漠が街に入りこんだ日
破滅寸前の世界は、どんな居場所も、手がかりも与えてはくれない。そこはLUOES、幻想都市。顔をなくした人々の群れ。ルールを知らないゲームの中を、自力で歩いていく、8つの「私」の物語。騒音から抜けだし、あらたに「発見」したものはー。
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