出版社 : 飛鳥新社
再会再会
主婦リー・アデルマンのもとに、ある日、一枚の絵葉書がとどく。それは、かつての恋人ファウラーからのものだった。再会したファウラーはしかし、不治の病に冒されていた。死を間近にした恋人か、それとも家族か?リーの心は激しくゆれる…。
電話を切ったら…電話を切ったら…
父は映画の脚本家、母は高校教師、優秀な三姉妹-モゼル家は、ロサンゼルスの高級住宅街に住むインテリ家族だったが…。ある日、母が家族を捨てて同僚の教師と駆け落ち。残された父はアルコール依存症と躁鬱病にかかり、耄碌していく。やがて独立した三姉妹は、次女のイヴを中心に、次々と騒動を起こす父の面倒をみることに…。
ストレンジャ-・フォ-・クリスマスストレンジャ-・フォ-・クリスマス
クリスマス・イヴまであと三日。南カリフォルニアの老人ホームにいる孤独な老婦人ふたり。一方だけが善と信仰と希望とを今でも信じている。そうして自分の子どもたちに電話をかけさえすれば、見知らぬ旅人「ストレンジャー」に対する思いやりが存在することを証明できると思っている。ところが、信じられないようなことが起こって、ふたりの人生観は根底から揺さぶられることに…。
キャリア-ズ(上巻)キャリア-ズ(上巻)
インドネシア・スマトラ島で謎のウイルスが猛威!女性ジャーナリスト、ホリー・ベッカーは現地にいる双子の娘の身を案じて、アメリカ陸軍のカーメン・トラヴィス中佐はウイルス殱滅を期す探査隊を率いて、それぞれ“災厄の島”へ向かう。そして、カーメンのもとに送られてきた一通のアメリカ軍極秘文書のコピー…。幾重にも錯綜した謎が、スマトラのジャングルとアメリカの時空を越えて、結びついたとき、正体不明のウイルス“九日目の悪魔”の真実が明らかになる…。