1994年6月6日発売
飛鳥の風飛鳥の風
「歴史」という大絵巻の中で、ひときわ鮮やかに輝く飛鳥時代。その飛鳥で、愛する者を守るために闘い、ついには自ら皇位を継ぐに至った一人の女性の生涯を描くー飛鳥のドラマがいまに蘇る本格歴史小説。
致死量致死量
世界最高の医療水準を誇るボストンのホワイト記念病院で、奇妙な急患が出た。医学的所見から明らかに死亡と診断されたホームレスの女性。解剖されたその胸部から、おびただしい血とともにあらわれたのは、まだ拍動している心臓だった。患者は死んではいなかったのだ。誤診を犯した担当医の同僚エリックは、自分の診断した患者の中にも同様の男がいたのに気づく。しかもその男の“遺体”が、忽然と消えた。行方不明の兄を探す女性ローラとともに謎の解明に乗り出すエリックの前に、病院内にうごめく秘密結社〈ヘルメスの杖〉の恐るべき計画が浮かび上がってくる-。現役の医師が描く、迫真の医学サスペンス。
情事の貢ぎもの情事の貢ぎもの
大黒不動産の宣伝課長の水橋は自他ともに認める漁色家である。今日も元スチュワーデスでイベント会社を経営している吉野朱実とラブホテルのベッドで彼女の秘部を指で弄んでいた。朱実が元同僚の沼田玖美の巨根願望を彼のイチモツで叶えて欲しいと相談してきたからである。それもプッシーではなくアナルへだという。複雑な事情を察して水橋はOKした…。
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