2024年7月発売
子供を助けて死んでしまった褒美に、神によって異世界へトールという名前で転生することになった鈴木浩一。魔物を料理できるチート魔法を授かったものの、彼を売ろうとしていた両親が死んでしまい、天涯孤独のサバイバル生活を強いられる。そんな折、瀕死状態となった2人の獣人の子供を見つける。自らの生活も苦しいため、本来であれば関わらないのが一番だがー「俺に、モフミミを見捨てるなどという選択肢は存在しない!」獣人幼女たちと共に迷宮の魔物を喰らいつくす冒険が幕を開ける!
「領地が不幸にならないように頑張ります。私に力をお貸しください」孤児だった自分を育ててくれたルナール侯爵家への恩返しのため、望まぬながらも王家へ嫁いだ王太子妃ルネ。しかし彼女は王家を誑かしたという冤罪で革命軍に斬首されてしまう。そんな不遇な人生を見かねてか、領地を守るキツネの大精霊によって人生のやり直しが許されることに。しかも今度は精霊の声を聞く、キツネ耳のケモ耳幼女として。キツネの精霊の知恵を使い、領地を豊かにするべく奔走する中、嫌われていたと思っていたお義兄様から今度は溺愛されるようになり…!?
「一人で潜るのか?」「ああ、俺の冒険だからな」迷宮を抱える“スケイル”の街には、冒険者の数だけ冒険が存在する。騎士団を抜け自由騎士となったセズマールが挑む初めての“迷宮”。火竜との邂逅を生き延びた靴屋の息子が、寄せ集めのメンバーで挑む怪しげな仕事。クランの軛から解放されたオルレアは、新たな仲間たちと「初めての冒険」へと出かけ、そして黒衣の冒険者イアルマスはなにかを探し求めるように黙々と単独行での探索を繰り返していた。迷宮街で紡がれる六つの冒険奇譚。ダークファンタジー第四弾!
超チートスキル「キャンピングカー」で、愛猫おはぎとラウルと共に冒険中のミザリー。お米の存在を知ったミザリーは、なんとかこの世界で和食を堪能する方法を探し…次なる目的地として「瑞穂の国」という島国を目指すことに。かすかな情報を頼りに砂漠を越えたり、荒れ狂う海の攻略法を見つけようとミザリーたちは大奮闘!そうして辿り着いた瑞穂の国は、まるで前世の日本のような国だった。懐かしい和食に、和服や和風の建物…国の人々に歓迎されつつ和風な異世界を楽しみつつも、ミザリーはこの国に違和感を覚えてー?もふもふとキャンピングカーで送る快適ゆる旅ファンタジー第三弾!
公爵家のロゼリアが侯爵家次男ステファノと結婚して半年経ったある日、ロゼリアの父が馬車の転落事故に遭ったという知らせを受ける。動揺するロゼリアを優しく支える夫だったが、彼の用意したお茶を飲んだ途端ロゼリアは吐血した。毒が入っていたのだ。こうしてロゼリアの人生は終わったーはずだった。再び目覚めた時、ロゼリアは幼い姿になっていた。「私は生き返ったの?」突然始まった二度目の人生、ロゼリアはステファノに殺される未来を回避しようとする。そんな彼女の前に、ロゼリアを守るために騎士になったという男性・カルロが現れー「ロゼリア嬢。あなたが好きです。どうか私との結婚を考えて欲しい」二度目の人生には、新しい恋が待っていた。
獣人たちの暴動を、獣王様が収めた直後に見つかった氷漬けの不審者は、水の聖獣・ユーシェが捕らえたものだった。大切な場所を侵されたユーシェは怒り心頭!そんなユーシェをなだめるべく、ネマは氷や雪で作ったオブジェで部屋の飾りつけを提案する。魔物っ子たちとも一緒に、楽しい雪遊びだ!一方で聖主の正体を探っていたヴィルヘルトは、初代国王が記したらしき不思議な書物を発見。見せられたネマは気づいてしまった。書かれていたのは、この世界にはないはずの文字。「これは…漢字っ!?」大人気異世界もふもふファンタジー、急転直下の第17弾!
終戦直後、北方領土のとある島で、日本人とロシア人が共生していた一時期があった。引き揚げの日の朝、遭難したロシア人の子どもたちを救出するために一人海へ出たのは、日本人漁師だった…。知られざる民間交流の歴史。表題作「舟」に加え、元島民たちとその子孫のインタビューを収録。
イレイサーの協力者となった滝月だが、ある日、運動がてら沢登りをしていると「おい、無茶すんな!」「平気、平気…っ、わあっ!」との声がして山の斜面から沢まで人が落ちてきた。よく見るとイレイサーであるレンの生身の姿だった…。ダンジョンの食材を使った理想のスローライフ、第二弾!
「僕、勇者を辞めようと思ってます」「ダメです!」最強だと気づいていないS級勇者の伝説が、いま始まる!サブローは18歳のときに幼馴染みや親友たちとパーティーを組んで勇者となった。しかし彼女たちはあまりにも強すぎた。どんな強敵相手にも膝を折らず無双する不屈のギャングに、数多の精霊と契約して魔術・魔法を使いこなす美女。どんなことでも完璧にコピーできるイケメン女子に、魔物とさえ仲良くなれてしまう不思議な少女。サブローはリーダーを務めるが限界を迎える。「僕、冒険を辞めようと思ってるんだ」しかしサブローは気がついていなかった。自分自身こそが最強であるということに。同じ頃、魔神が復活するー。これは自己評価が異常に低い最強指揮官の物語。
17歳の夏休み。俺は山に登った。理由は失恋したからだ。山頂についた途端辺りが真っ白になった。そして俺は異世界トリップ(?)をしてしまった。深い森の安全地帯で知り合ったイタチ(?)たちとのんびり引きこもり。だって安全地帯を一歩出ると角のあるイノシシみたいな魔獣に突進されて危険だし。なんだかんだでチート能力を手に入れて、まったり異世界ライフを満喫します!
リーチェには同い年の婚約者がいる。婚約者であるハーキンはアシェット侯爵家の次男で、眉目秀麗・頭脳明晰の絵に書いたような素敵な男性。リーチェにも優しく、リーチェの家族にも礼儀正しく朗らか。友人や学友には羨ましがられ、例え政略結婚だとしても良い家庭を築いていこうとリーチェはそう考えていた。なのに…。ある日、庭園でこっそり体を寄せ合う自分の婚約者ハーキンと病弱な妹リリアの姿を目撃してしまった。婚約者を妹に奪われた主人公の奮闘記がいま開幕!
10歳を迎え、遂に魔法学園に入学することとなったラグナ。両親の下から離れて、これからは自由にキャンプができると思っていたのだがー敷地内は常に監視の目がいっぱいだった!?教師やクラスメイトはもちろんのこと、自室には専属メイドまでついてくる始末。高い魔法能力が仇となり、普通に授業を受けているだけなのに、注目度もどんどん上昇。果てには商業の女神様とやらにまで気に入られてしまう!?そんな危険な中でも、“コーヒーセット”や“ホットサンドメーカー”のおいしいスキルを新たに手に入れたラグナが我慢できるはずもなくー?「学園でだって、キャンプがしたい…!」趣味を追いかける全力少年の異世界キャンプファンタジー第二弾!