2023年4月18日発売
断罪されそうな「悪役令嬢」ですが、幼馴染が全てのフラグをへし折っていきました断罪されそうな「悪役令嬢」ですが、幼馴染が全てのフラグをへし折っていきました
フランチェスカが第一王子婚約者の立場を利用する悪女だという噂が流れているらしい。「本当にやったのか?」「からかわないでよ」幼馴染のエルはわかっているくせ冗談交じりに聞いてくる。けれど婚約者の浮気現場に遭遇したある日。蔑ろにされているとわかっていたけど…と思わず涙したフランチェスカを偶然通りかかったエルが慰めてくれて…。これを最後にしようと、フランチェスカは第二王子お披露目の夜会へ単身向かう。仮面の男にダンスを申し込まれたけれど、仕草も何もかも見覚えのあるこの人はもしかしてー!?
巴里の雨はやさし巴里の雨はやさし
1923年、大正12年の関東大震災から時を経てフランスはパリの都に渡った一人の日本人。ベルエポックと呼ばれた20世紀の麗しの時代は、欧州の戦乱で失われたが、我が主人公はヴァイオリンを片手に、新たなふらんす物語を紡ぎ出す。パリジェンヌとの恋は成就するのか。波瀾万丈の日仏混合のコメディであり、小説のキュービズムがここに誕生する。