宮崎駿と青サギと… 〜「君たちはどう生きるか」への道〜
◆アカデミー賞(R)を受賞した「君たちはどう生きるか」はいかにして作り上げられたのか。
7年という異例の独占密着で、スタジオジブリで起きていたことを浮かび上がらせる2時間のドキュメンタリー。
ふたつの“狂気”がせめぎあっていた。映画の世界へ没入しようと、脳みその“フタ”を開けようとする映画監督・宮崎駿。
その宮崎をさらなる狂気へと駆り立て、かつてない傑作を生み出そうと企むプロデューサーの鈴木敏夫。
ふたりはこの映画の“共犯者”でありながら、ウソをついては相手を欺き、ほくそ笑み、それでいて、互いを最も必要としている。
それは、宮崎がこの映画で描いた主人公“眞人”と“青サギ”の関係そのもの。現実と妄想。
ふたつの世界をまたいで、ふたりは大冒険を繰り広げる。映画をともに作ってきた仲間が次々とこの世を去るなか、ふたりは“黄昏”をどう生きようとしたのか。
ふたりを結びつけたのは友情なのか、それとも…?答えはこの映像記録の中にある。
2023年12月16日にNHKで放送した「プロフェッショナル ジブリと宮崎駿の2399日」に未編集素材を加え、再編集を行った完全版。
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