著者 : あきさかあさひ
[内容解説] 赤井夕陽(あかいゆうひ)は高校に入学するや「2次元文化愛宏研究部」の扉をたたく。そこは部長の蒼乃銀河(あおのぎんが)をはじめ美少女ばかり3人というハーレム展開。ライトノベル作家を目指すという赤井くんに部長の銀河は問いかける「夕陽、お前は、ライトノベルと女、どちらを取るのだ?」彼の選択は?ハッピーエンドはあるのか?
「今は四日目、私は三冊のメモ帳と一冊のノートを持ってセントラルタワーの屋上にいます」何人もの和也、亜美と別れ四〇回の終わらない「終末」を繰り返した深優。永遠に続く円環の中で、無力感と共に和也に対する恋心を抱き始めた彼女だが、母親の言葉に、四一周目のループで出会った和也、亜美と共に、もう一度希望を取り戻すべく奔走する。世界を救えば消滅する「永遠の夏休み」の中、三人の想いは叶えられるのか!?渾身の上下巻連続刊行、感動の終幕。
「世界は、あと四日で滅亡するー」計画都市・谷園で、いつものように教室に向かった高校生・芹沢和也は、「疎開」により、ついに唯一人になったクラスメイト、大舞都亜美から「世界を救う方法を一緒に探そう」と誘われる。荒廃した街ですることもなく、生きることに執着もない和也は、暇つぶしとして亜美に付き合うことにする…。喪われた日常が“繰り返される”世界で、生きる希望を探す少年と少女を描いた、えんため受賞作家、渾身の上下巻連続刊行。
「みお、『正義の味方』にならないか?」-海老原みお、中学二年の夏休みは、兄・真太郎のこの言葉から始まった。彼が製作したロブスター型海難救助用スーツ「Rユニット」を着用し、正体不明の正義の味方「レスキュー・エンジェル」として、美杉市の海の平和を守るのだ!-お兄ちゃん。わたし、カナヅチなんですけど…。だが、その活躍の裏には、みおの知らないある陰謀がひそんでいたりして…!?第6回「えんため大賞」優秀賞受賞の、ひと夏の少女の成長物語。