著者 : あさぎ桜
八百万部、通称“やお部”に入部させられた後ろ向き男子高生のチヒロは、美少年の鷺ノ宮やポジティブな骸澤ら癖の強い部員に囲まれ、気づけばごく普通の日常を送っていた。けれど心にひっかかるのは「17歳の誕生日まで生きられない」と宣告されたこと。そんな中“神様絡み”の怪事件が発生!真相究明に乗り出すチヒロだが犯人は…なんで、オレー!?余命○月の男子高生ライフ、続編!“非”日常系ラノベ第二弾!
後ろ向き男子高生の土門チヒロは、転校先で出会った美少年・鷺ノ宮郁から“やお部”に入らないかと誘われる。『厄病神』に取り憑かれ、生まれながらに「祟り」と遭遇してきたチヒロは、全力で人と関わりたくない。そもそも“やお部”って何だ。だがその部には、祟りにまつわる曰くがあり…!?チヒロを愉しげにおちょくる厄病神と、変人部員揃いの男子高校生を描く“非”日常系ラノベ登場!
時は平安。稀代の大陰陽師、安倍晴明対陰陽寮の対決が終わり、都に穏やかな日々が訪れたかに思えた。だが、「わしがいない間、あとは任せたぞ、昌浩や」そう言って吉野に旅立った晴明が、消息を断つ。さらに、予言を放つ不吉な妖『件』に昌親の娘が襲われる。現場に向かった昌浩は、残された妖気に、晴明に酷似したものを感じて!?むつまじかった祖父と孫の絆が、ゆるやかに壊れはじめるー絶好調“尸櫻編”第二巻。
安倍晴明の末孫、安倍昌浩が神祓衆で修業をはじめて三年近く。そんな中、長兄の安倍成親から至急戻るようにと文が届く。都に帰った昌浩が目にしたのは、陰陽寮の敵に回った稀代の大陰陽師、安倍晴明だったーー!!
左腕を蟲に蝕まれた紅蓮に、喉の自由を奪われた昌浩と、次々起こる異常事態。勾陣が味方のはずの神祓衆を疑ったときにはすでに、彼らは黄泉の風に取り巻かれていた!! 絶対絶命の中、昌浩は夢殿へと導かれてーー!
時は平安。安倍晴明の父が神祓衆と定めた、小野螢と昌浩の結婚。その約定を解消するため、昌浩は播磨の郷に行くことを決意する。白い髪に赤い双眸を持つ神祓衆の影を担う男、氷知の案内で郷へ向かうが、そこで明かされたのは、螢の凄絶な過去だった。一方都では人心を乱す黄泉からの風が吹き荒れ、呪詛が解けないまま、皇后定子の命の灯火が消えようとしていたー全ての事件が動き出す“篭目編”第四巻。
時は平安。殺人未遂と、皇后へ呪詛をかけた犯人として追われる身となった昌浩。その背後では播磨陰陽師の長から遺わされたという男が事件の糸をひいていた。しかし、冤罪で捕縛されそうになった昌浩を、なぜか播磨陰陽師の螢が助け、共に逃亡する。その途中、昌浩たちは何ものかの式に襲われてー!?さらに、都では帝が昌浩の父・吉昌をはじめ、安倍家のものたちの罷免を計画していた。雌伏の時を数える“籠目編”第三弾。
昌浩が咎人として逃亡中!? 大人気シリーズ【籠目編】第二巻!! 「捕え次第首を刎ねよ」咎人の濡れ衣を着せられた昌浩に、容赦ない勅命が下される。蛍とともに検非違使の手を逃れ、逃亡生活を送る昌浩。しかし、その裏では帝に昌浩が犯人だと思い込ませた人物がいて!?
時は平安。大陰陽師・安倍晴明の末孫の昌浩は、もっくんとともに平和な日々を送っていた。しかし、そんな穏やかなときは、兄の安倍成親が餓鬼に襲われて一転する。その後も安倍の術師を狙った事件が続き、昌浩も何者かに襲われ、危ないところを螢という少女に助けられる。しかも昌浩に匹敵する霊力を持つ螢は、晴明の父・益材が播磨の神祓衆の長と約束した、昌浩の婚約者でー!?大人気シリーズ、新章“篭目編”開幕。
命の代わりに、命の次に必要なものを、あの子は失った…時は平安。相棒の物の怪が帰ってきてから、半月。晴明の末孫・昌浩は、いまだ出雲で傷の療養中だった。先の戦いの後遺症で霊力をそがれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までが失われてしまった昌浩は、物の怪の言動に悩み傷つく日々を送っていた。その頃、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて…。少年陰陽師、待望の新章に突入。