著者 : うごんば
僕らの口福ごはん僕らの口福ごはん
小説家の陽平と会社員の和樹は一緒に暮らす恋人同士。ある日、陽平が大量の空豆を買ってくる。あきれる和樹を前に陽平は空豆を使い十の料理を作り始める。料理上手な陽平が指示して和樹が手伝い完成した料理は、まさに“口福”の味。陽平は他の食材でも十品作って小説に書くと言い出してーー。 空豆と豚のトマト煮、鯛皮の湯引きポン酢、山葵のマッシュポテト、とうもろこしのかき揚げ。一つの食材から生まれた十の絶品レシピが、二人の日常を彩る。江戸時代の料理集『百珍物』から着想を得た、幸せでおいしい短編集。 第一章 空豆 第二章 鯛 ある日の二人 第三章 じゃがいも 第四章 とうもろこし はじまりのはじまり
BAT 吸血鬼探偵オリバー・サンシャインBAT 吸血鬼探偵オリバー・サンシャイン
NYの高校に通う心優しいナード少年オリバー。ある日不可解な事件に巻き込まれ母親が重症。自身は奇跡的に回復したが、体の様子がおかしい。やがて訪れた教会で、オリバーは自分が吸血鬼になってしまったのだと告げられるーー。 戸惑いながらも、母親を救う手立てを求めたオリバーは、怪しげな私立探偵ヤンに預けられる。だがヤンは、暴力折檻も厭わない吸血鬼専門の事件解決請負人だった! 半人前の吸血鬼として躾けを受け、時には命の危険を感じながらも、オリバーはヤンと共に怪物絡みの事件を追うことになり……? 目次 プロローグ 1 ハブ・ザ・ワースト・デイ 2 チャイナタウンの私立探偵 3 アイム・バンパイア・ヒーロー 4 ウォール街の悪夢? 5 ストレンジャー・デンジャー 6 ミッドタウンの首なし死体 7 BAT エピローグ あとがき 参考文献
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