著者 : きりしま志帆
五国神仙遊戯五国神仙遊戯
武人である育ての親の教えを活かし、武官を志して西牙国へやってきた少女・玉玲。しかし武官登用試験であえなく不合格に。そして、そこに現れた美貌の王・天翼との問答の末、玉玲は叫んでしまった。「わたし、脱いだらすごいんです!」。その「すごい」の意味に興味を持った下心満載の天翼に、後宮の警備に登用された玉玲。だけどそれは、国を守護する神仙たちの遊戯に巻き込まれるきっかけで!?
ドールハウスの妖精ドールハウスの妖精
幸せな家庭には、小さな妖精が住み着くという。父を亡くし、ひとりドールハウス職人として修業中の少女テレーゼの家には、ピニピニという名の妖精が住んでいる。ある日、テレーゼの工房を見慣れない客が訪れた。イェルクと名乗ったその美青年は、国でも有数の大富豪フロイデンベルク家の跡継ぎだった。気さくなイェルクにテレーゼは惹かれ始めるが、イェルクには秘密があるようで?
砂漠の国の悩殺王女(それは甘くて苦い、蜜の味)砂漠の国の悩殺王女(それは甘くて苦い、蜜の味)
ロールーリから帰国し、早1カ月。バジの王女ラージャは、悩殺の“祝福”を解く方法を知ったものの実践はできずにいた。そんな中、バジで開かれる鷹狩競技会に参加するために、タクタルの王弟シャムスが訪れる。ロールーリでの事件以来、お互いに想い合っているラージャとシャムス。ところが「あなたに会いに来た」と言ってくれたはずのシャムスが、なぜか突然冷たい態度を取り始めて…!?
砂漠の国の悩殺王女砂漠の国の悩殺王女
砂漠の小国バジの王女ラージャは、未婚男性が我を忘れて求婚してくるという悩殺体質。呪いのような体質に悩むラージャは、お伽噺に自分と同じ体質をもつ王女の話を見つけ、くわしく調べようと大国ロールーリを目指し旅立つことになった。その旅の途中、ラージャたち一行が出会ったシャムスと名乗る無愛想な青年には、悩殺が効かないようで?新鋭が贈る、アラビアン悩殺ロマンス。
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