著者 : けんたうろす
芝井結二、28歳。彼の家に、かわいい姪っ子JK・絵里花が通うようになって、はや数ヶ月。 夏休みに差し掛かった絵里花にねだられ、海へ行ったりお祭りへ赴いたり。 やれやれ、と姪のわがままに振り回される日々の結二。 一方の絵里花は、役者としての再起について、悩みを抱えていた。 「過去の栄冠にすがって、なにもせず返り咲けるほど、甘い世界じゃないと思うぞ」 早く大人として見てもらいたいと焦りを抱くようになった絵里花は、自分がなにを成すべきかを決めて自ら行動を起こす。しかし……。 姪と叔父が織りなす優しい"純愛"の物語、その行く先はーー
「叔父さん、私のご飯美味しい?」 芝井結二、28歳。彼の暮らすワンルームには、料理や掃除など身の回りの世話をしてくれる女子高生、姪の絵里花が通っている。 姪。つまり、姉の娘。 幼い頃から結二によく懐いていた彼女だったが、15歳になった今では可愛さにも磨きがかかり…… 「ねえ叔父さん、ドキドキした?」 「アホか。いい加減、怒るぞ」 無防備で少し生意気なところはいかがなものか、と心配になることも。 そして、そんな絵里花と食卓を囲む幸せを噛みしめながら、結二はふと未来のことを考える。 「俺の姪は将来、どんな相手と 結婚するんだろう?」
大滝忍と森静乃はクラスでは疎遠な幼なじみ。でも実は、二人は放課後添い寝する関係だった。 不眠症に悩みながらも、一緒に寝ているときだけぐっすり眠れる彼らは、紆余曲折を経ながらも添い寝を続けていた。 しかし、ひょんな事からクラス委員長に「不埒な仲にあるのではないか?」と疑われてしまう。 なんとか誤魔化しながら、こっそりと続ける添い寝は、いつも以上にドキドキして……! そんな中、ついに委員長から「宿泊研修で怪しい行為に出たら先生に報告します!」と宣言され、二人はピンチに! ーーその距離感がじれったくてもどかしくて、でも尊い。添い寝ラブコメ第2弾!
幼いころ、将来を誓い合うも離ればなれになってしまった、大滝忍と森静乃。 高校生になって久しぶりの再会を果たすも、互いが覚えている「約束」の食い違いからケンカになってしまう。 慣れない新生活による不眠症。期待外れの再会。二人にとって、最悪なスタート。 でもーー ひょんなことから二人は、一緒に添い寝をすれば眠ることができると気づく。 それからというもの、学校の保健室で、忍の部屋で、静乃の家で。 あの頃とは違う成長したお互いに戸惑って、二人だけの「添い寝ルール」を作って……。 これは、もどかしくてじれったくて、甘酸っぱくて、でも温かい……素直になれない幼なじみ二人の物語。 彼らが添い寝で、少しずつかつての距離を取り戻していく物語。