著者 : ごろく
『ソフィアちゃんは、ソフィアちゃんだけのお星様を探して良いの』 魔剣の集まる都市「セントラル」の危機を救ったリット、クララ、ソフィアは一躍、有名人になる。それぞれの目的のため魔剣団「夜明けの星」を結成した三人だが、財政難に陥り別行動で資金稼ぎをすることに。そんな中、ソフィアは北方連邦国から訪れた大陸最高峰の魔術師「豊穣の大賢人」エカテリーナの護衛任務を引き受ける。彼女は各国のパワーバランスを取るため作成された「魔剣名鑑」の写本を都市へと持ち込むのだが、時を同じくして怪しげな魔術装置の存在も確認されてーー。 「行くんだよ。ボク達が今出来ることをしにさ」 剣戟が再び都市に嵐を巻き起こす。バトルファンタジー、第二弾!
「母様。リットは星を見つけました」 魔剣の使い手が争った戦争が終結して一年。母の願いにより最強の魔剣使いを目指すリットは、魔剣の所持が許される唯一の都市「セントラル」を訪れた。そこで彼女は各国の思惑が絡み合った《はぐれの魔剣》を巡る陰謀に巻き込まれ、優れた魔剣『山嶺』の使い手である少女、クララと決闘をすることにーー。 「リット・グラントと魔剣『十七』、謹んでお相手いたします」 「もっともっとわたくしを楽しませてくださいまし!」 様々な目的を持つ魔剣少女たちが出会い、剣戟で幕は開かれる。 『ウィザーズ・ブレイン』の著者が放つバトルファンタジー、推参!
大学4年生の理央は真夜中、偶然あるラジオ番組に出会う。「元気だった?」優しく語りかけるようなパーソナリティ、ツカサの言葉に背中を押されて悩み相談を送った翌週、ツカサから励ましのメッセージが届く。お礼のメールをきっかけに近づく理央とツカサー司ーの距離。いつも前向きな司に惹かれる理央は勇気を出して会う約束をするが、なぜかすれ違ってばかりで…?姿を見ることも、触れることもできない。でも君の声は、確かに届いていたー一生で一度の恋に出会った、ひと夏の奇跡の物語。