著者 : さばるどろ
「他に愛するひとがいる」と言った婚約者が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です(1)「他に愛するひとがいる」と言った婚約者が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です(1)
シドローネには10年より前の記憶がない。 それから感情の起伏が乏しくなり、恋愛感情もわからない。 なので、他に好きなひとがいるという聖竜騎士爵ヴェリュアンとの縁組みは都合がよかった。 二人は愛を求めない契約結婚を決める。 しかし、彼の聖竜に会ったり、一緒に領地へ旅をする中で、感情を素直に示すヴェリュアンの想い人が気になり始め……。 一方ヴェリュアンも 「例の契約、白紙にさせてくれませんか」 と言い出して!?
一匹狼の花嫁〜結婚当日に「貴女を愛せない」と言っていた旦那さまの様子がおかしいのですが〜一匹狼の花嫁〜結婚当日に「貴女を愛せない」と言っていた旦那さまの様子がおかしいのですが〜
「この鍵をあなたに」 フェリシアの首にはその膨大な魔力を封じる枷があった。 過去対立していた魔法使いと獣人両国の平和のため、フェリシアはその枷をしたまま狼獣人・アルノシュトのもとへ嫁ぐことに。 互いの国の文化を学び合い、距離を縮めていく二人。 けれど彼からは「俺は貴女を愛せない」と告げられていた。 彼に恋はしない、このまま家族としてやっていけたら…と思うのに、フェリシアの気持ちは揺らいでしまう。 枷をとることになったある日、その鍵を外した途端に彼の様子がおかしくなって……。 すれ違いラブロマンスの行く末は……!?
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