著者 : しき
契約精霊であるゼノ&クロの結婚挨拶に同行し、精霊界にやってきたバーティアとセシル。なんとかクロの両親に結婚を認めてもらった一行は、次にゼノの実家に行くことに。ところが、何も知らないゼノの姉たちが、「ゼノに伴侶を紹介してあげる!」と言い、彼を強引に連れ去ってしまった。どうやら姉たちは、ゼノを光の精霊王の姪・光雀の伴侶にしたいらしい。ゼノを取り戻そうとするバーティアたちだが、光雀は彼に執着をみせる一方、クロには並々ならぬ嫌悪を向けてきて……。精霊界でもバーティアの暴走は止まらない!? 愛し合う者たちを守るため、元悪役令嬢、大奮闘!
シーヘルビー国での結婚式参加も無事に終え、帰国したバーティアとセシル。最近では友人たちの結婚式の話も出始め、周囲はおめでたい雰囲気に満ちている。そんなある日、バーティアの契約精霊・クロと、セシルの契約精霊・ゼノが結婚の挨拶をしに、精霊界にあるお互いの実家に行くことになった。せっかくだからと、セシルとバーティアも一緒に行くことに。まずはクロの実家である闇の王の城に向かったのだけれど……。ゼノ&セシルは、城から追い出された挙句、「協力して課題をクリアしてこい」と言われてしまって…!? 愛する者と再会するため、男性陣よ、いざ行かん!
ウミューベ国王女・リソーナとシーヘルビー国王太子・アレイスの結婚式のプロデュース&参列のため、シーヘルビー国に滞在中のバーティアとセシル。結婚式も無事に終わり、ほっと一安心…と思っていたら、なんとバーティアがシーヘルビー国で崇められている双頭の蛇ー蛇神様に懐かれてしまった!蛇神様の加護を受けた乙女は「聖女」と呼ばれ、この国ではとても重要な立場になる。聖女になるつもりなど毛頭ないバーティアだけれど、彼女のそばに蛇神様がいることに気が付いたシーヘルビー国の第一王子・ラムタクが、自らの野望のために「バーティアを譲ってほしい」とセシルに申し入れてきて…!?
『悪役令嬢』を自称していたバーティアと結婚した王太子セシル。溺愛ルートを謳歌する二人のもとに、バーティアの友人リソーナからとある依頼が舞い込んだ。盛大な結婚式を挙げたバーティアに自身の式をプロデュースしてほしいという。やる気満々でシーヘルビー国を訪ねリソーナと再会したものの、どうもバーティアの様子がおかしい。なんでも、リソーナはバーティアが前世で読んだ小説の登場人物で、しかも義弟カップルを妬み嫌がらせをする『悪役令嬢』キャラだったらしい。全員に幸せになってほしいと言うバーティアは、元一流の『悪役令嬢』として、自身がリソーナに代わって『代理悪役令嬢』を務めると宣言しー優秀すぎるセシルとおバカなバーティアのどたばたラブコメ、復活!
ある日突然、異世界に召喚された芽衣。彼女が転移した先は、人間の王が治める、ヒューマ国だった。王様によると、とある事情により国の危機に瀕しており、芽衣に助けてほしいという。ヒューマ国を助ける方法はーまさかの手紙を届けること!?「…いやいや、勝手に呼び出しておいて、更に国の命運を、ただの日本人の肩にかけないでください!」芽衣は抵抗したものの、あれよあれよと手紙を託されてしまった。その上、異世界では郵便配達員のバイトも、一筋縄ではいかなくてー!?異世界お仕事奮闘コメディ、ここに開幕!!