著者 : しもふりおにく
二学期が始まった九月。夏休みのチア勝負の余韻が残る中、セレナに一つの依頼が入る。夏祭りでの彼女の演奏が、今をときめく超一流アイドル・星庭天音の目に留まり、彼女のステージメンバーに選ばれたらしい。プロのミュージシャンと繋がりを持つのは、布教活動的にもプラスになるだろう。そう思ってOKしたセレナと俺だが、アイドルらしく自由奔放な性格の天音に俺は振り回されてしまう。さらに、俺はとあることに気づく。天音がふとしたときに見せた、身体を纏う光。それは、セレナの魅了の力と同じものでー。「私が一番安心できるのは、智希君だから」電波な女神様、ついにアイドルデビュー…!?ハートウォーム学園神様ラブコメ第三弾!
夏休み。セレナとの生活にも慣れてきた俺だが、ある日実家から戻ってくるよう言われてしまう。だが、セレナを引き留めておいて、自分は実家が直ったらさよならというわけにはいかない。すると独り立ちの条件として親から出されたのは、仕送りなしでの生活だった。そこでお金を稼ぐ必要が出た俺は、美桜のアイディアで、テレビ番組の賞金獲得を目指すことになる。種目はーチアダンス。セレナや美桜の協力のもと、俺は彼女たちのマネージャーを務めるが、ライバルに回った里崎が色仕掛けをしてきたり、それを見たセレナや美桜がなぜか機嫌を悪くしたりで…!?女神様と幼馴染とクラスメイトがチア勝負!?ハートウォーム学園神様ラブコメ第二弾!
「私の信者になりませんか?」月明かりに輝く長い金髪と、宝石のように碧く澄んだ瞳の、どこか人間離れした彼女はそう言ったー。…事態は一時間前にさかのぼる。学校の課題をなんとか終えて帰路についていた俺は、空腹で行き倒れかけていた少女を拾った。セレナと名乗った彼女は、ヨーロッパの小国出身で、職業はー女神。どうやら彼女は自国で信仰が失われてしまったため、信徒を求めて日本にやってきたらしい。どこか彼女を放ってはおけなかった俺は、セレナの信者になって、一つ屋根の下で暮らすことになる。だが、彼女は同じ布団にもぐり込んで来たりと女神のくせに無防備で、同居生活は波乱の予感で…!?ハートウォーム学園神様ラブコメ!