著者 : じゃき
死闘の末、難敵・ヨハン率いる人魚の鎮魂歌を退けた“話術士”のノエル。その戦果が認められ、嵐翼の蛇はついにクラン最高峰・七星の末席に名を刻む。だが、覇道を叶えるには決定打に欠け、遠く及ばない。実力で上回る七星の上席、そして『冥獄十王』の現界という危機が近づく中、ノエルは未だすべての探索者を束ねる指揮官が不在である現状に好機を見出す。最強に至る最後の一手ーそれは暴力団を利用し、探索者の頂点を決める闘技大会を主催することで…?最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、激動と因縁交わる第4幕!-そして、渾沌が帝都を呑み込む。
囚われの傀儡師を仲間に迎えた“話術士”のノエル。クランの頂点・七星を目指す彼は嵐翼の蛇を従え、次々と強力な悪魔を討伐する快進撃を見せていた。その裏で、『冥獄十王』降臨が迫る中、指揮権を巡り互いに牽制を続ける探索者達だが、ついに均衡が崩れる。七星の一角・人魚の鎮魂歌が悪魔を利用した“極秘計画”を発動。計画実現による功績を盾に取り、指揮権を一気に手中に収めんと暗躍する彼らに対し、ノエルは自らの命をも懸けた大胆な策に打って出るが…?最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、陰謀と渾沌極まる第3幕!-そして、もう一人の話術士が目を醒ます。
裏切りを誘い、謀略を巡らせ完全掌握 最強の探索者を志す【話術士】のノエル。 強力な仲間を引き入れた彼は組織をクラン最高峰“七星”へと導くため、着々と戦力を整えていく。 その折、深度八の悪魔・魔眼の狒狒王が現界。 組織の名声を高めるべくノエルは討伐へ赴くが……? さらに、帝都では探索者達の間である噂が流れていた。 近々、史上最強の悪魔『冥獄十王』が現れるのだという。 事態を重く見た七星までもが動き出す中、ノエルは彼らすらも利用した驚嘆の謀略で頂点へと駆け上がっていくーー。 最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、裏切りと謀略の第2幕! ーーそして、囚われの傀儡師・ヒューゴへの道が開かれる。
英雄だった亡き祖父に憧れ、最強の探索者を志す少年・ノエル。強力な悪魔の討伐を生業とする探索者達の中で、彼の持つ職能は“話術士”-戦闘に不向きな支援職だった。しかし、祖父の遺志を継ぎ、類稀なる才略をも開花させた彼は最強への道を見出す。それは無敵の組織を創り、そのマスターになることー。ノエルは巧みな策謀で伝説の暗殺者の後継者や、流浪の刀剣士といった英傑達を仲間に引き込み最強の組織を結成!さらに、奇想天外な話術で歯向かう敵を翻弄し、組織を遙かなる高みへと導いていく。-そして、少年は最強の頂点に君臨する!最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、堂々開幕!!