著者 : そりむらようじ
「勇者なんてやめだ! 俺は自由だっ!」 魔王を倒した俺・ウィルは、『模範的英雄』としての窮屈な生活が嫌になって、大勢の人の前でこう叫んで逃げ出した。 途中、山道で倒れた俺を助けてくれた少女・アイリスにせがまれて、彼女のパパとして一緒にのんびり暮らすことにしたんだが……なんと、アイリスに「働くの禁止! がんばるの禁止!」と言われてしまった! さて、俺は一体なにをして過ごせばいいんだろう。頑張らないように頑張れば良いのか? ……まぁ、今まで頑張りすぎてたし休んでも良いか。うん、そうだな、たとえ世界が滅びても、俺は二度と頑張らないぞ!
世界に再び危機が迫る時ーー英雄は最強の美少女を覚醒させる! 二百年ごとに復活する世界の敵『 災禍の翠蛇 』。対抗できるのは最強の術者、凪姫のみ。少年ウィズは六人の凪姫を率い翠蛇を倒したがーー。五年後、平和を謳歌していたウィズに届いたのは『災禍の翠蛇』復活の兆候と、凪姫たちが消息を絶ったという最悪の報せだった! ウィズは唯一残っていた凪姫メロフィーユと共に、凪姫たちを探す旅に出る。しかしそこで出会ったのは異界から召喚された魔神の少女でーー!? 最強の美少女たちと紡ぐ二度目の英雄譚!
人々が竜人の支配に怯える大陸で旅を続ける、銀髪巨乳女剣士メルと、異能“忍法”を扱うシノビのサビトとアトリ。フラオディールの危機を救った直後、メルシオーネの実父を名乗る【巡見者】クロムクラッハに敗北を喫した3人。さらに、彼の手により4人の間で『結魂』が結ばれ、「魔法無効化」で呪縛を受けないクロムクラッハに一方的に命を握られてしまう。八方塞がりの状況の中、クロムクラッハの命令で再びナトゥアを目指す3人だったが、道中の度重なる亜人の襲来で疲弊したサビトとアトリが戦闘中に倒れてしまいーー!? ニンジャとドラゴンが雌雄を決する、人類反抗バトラブ活劇・第4幕! ところで結局、ニンジャとドラゴンはどっちが強いの!?
人々が竜人の支配に怯える大陸で旅を続ける、銀髪巨乳女剣士メルと、異能“忍法”を扱うシノビのサビト。ナトゥアを支配していた竜公ゴルニシチを討伐し、サビトの幼馴染みのクノイチ・アトリとも『結魂』を交わしたことで新たな嫁(?)を得た二人。そんな3人が次に目指すはナトゥアの北部。その地を治めるは序列第五位の竜公バークナー。彼の驚異的な魔法を前に、3人はこれまで以上の苦戦を強いられる。さらに訪れた集落で新たな竜落子と出逢い、メルシオーネ出生の秘密が明らかに……!? 「私は……伴侶失格です」ニンジャとドラゴンが雌雄を決する人類反抗バトラブ活劇第3幕、竜落子とシノビとクノイチ、3人の夫婦の運命はーー。
いつだって中二病は世界を救う!? とくにかわいい女の子の中二病は……! 「ぐっ、か、体が熱い!? こ、これはついに奴の封印が!?」 「ふふ……無理もないわ。私の瘴気に当てられて人が狂うのは仕方ないことよ」 「因果律の歪みを確認。異常事態。この男は危険。排除を要請する」 え、な、なんなの、この恥ずかしい人たち? まさか中二病? なんてドン引きしていた少女・星美津奈瑠(元気な中学二年生)は、なぜか秘密組織〈零式機関〉に参加することになる。そこで出会ったのは、超重度な中二病の少女たちだった……という明るく楽しい中二病万歳ストーリー!
次の街ナトゥアで、メルはウェイトレス、サビトは兵士と離れ離れで情報収集をすることに。平和な街でおこる神隠しの噂は次なる竜人と関係しているのか? メルの同僚シノの正体は? 人類反抗バトラブ活劇第2幕!
竜に支配された大陸へと降りたったシノビ・サビトは銀髪巨乳の女騎士メルシオーネと主従を結ぶ。寡黙を装うが内心饒舌なサビトと、優しく勇気もあるが天然なメルの凸凹コンビは案外相性がいいようで……?
幸徳秋良は稀に見る美少女である。 腰まで伸びた漆黒の髪はしっとりとした光沢を放ち、切れ長の瞳と端正な顔立ちは、男女を問わず人の心を惹きつける魅力がある。けがれのない白い肌は、ほのかに光ってみえるほど美しい。まるで月のように、艶めかしく。 そう、彼女は美しいーー薄気味悪く、かつイタイという点に目をつぶれば。 この物語は、彼女に目をつけられた少年・久遠久が、無意味に思えた自分の人生を取り戻すまでの愛と感動の、卑猥で残虐でゲスな物語である。……かも?