著者 : ときち
「学園祭をしよう!」学園長の宣言により、封印されていた学園祭の開催が決定した。美魔獣コンテストに屋台にと、初めてのイベントに浮き足立つ生徒たち。キャニーシャさんの希望で、リュウも寮の仲間と屋台を出すことに。そんな時、楽しいイベントの裏である企みが進行中だとダーグナーさんから相談を受けてしまった!それはかつて学園祭を中止に追い込んだ忌まわしい事件と関係しているらしくー最強の魔獣マメシバとおくる異世界学園ライフ第二巻。
気がついたら愛犬シバジロウと異世界に飛ばされていた是国隆。なんと目の前には美しい王女キャニーシャと彼女を狙う暗殺者が!特殊な力を発揮し始めたシバジロウのおかげで王女を救った隆は、彼女の専任騎士に任命される。さらに優秀な魔獣使役者を育成する学園に一緒に通うことをお願いされてしまうが、ドラゴンすらも圧倒する力を持ったシバジロウは学園中の注目の的でー!?最強の魔獣となったマメシバとおくる異世界学園ライフ、開幕!
汚染物質に覆われた世界で傭兵のカイルが出会ったのは、遺跡の深奥で培養液に浮かぶ少女だった。名前はなく、言葉も上手く理解できない、幼い機械の少女。「お前に名前は無いんだ。分かるか?」「ナイン?わたし、ナイン!」未知の戦闘能力を備えたナインと、なぜか彼女のマスターに認定されてしまったカイル。二人は楽園へと通じているとされるヘブンズゲートを求め、人類に見捨てられた世界を旅することに。ある時は親子のように、またある時は兄妹のように。そして、ある時は恋人のように。旅の中で二人の関係は変わってゆく。そして、未来へ希望を見い出した先に流れる、ナインの涙の理由とはー。世界の終わりに結ばれる、愛の物語。
人類は、大地を見たことがない。天地を貫く巨大な柱・ターミナルを中心に、彼らは街を造り国を建てた。旧世代の遺構であるターミナルを繋ぎ、空を横断する無数の鋼線。そこにぶら下がるゴンドラに乗り、流浪者たちは街を行き来して生活する。見渡す限り、一面の蒼。「警告。危ない、空に墜ちますよ」そう、これはー俺の知らない世界。青空に浮かぶ雲海の中、記憶喪失で倒れていた青年・クウガを拾ったのは、天真爛漫な流浪者スズと、彼女に尽くす機械人形のエア。少女二人と旅をする中でクウガが知る、己と世界の真実とはー。大空を舞台にした空創ファンタジー!