著者 : はねこと
渡辺風花は園芸部の部長である。クラスでは目立たないものの、笑顔が魅力的な心優しき少女。 「俺、好きだ。渡辺さんのことが!」 「じ、実は私も……」 こうして悩める高校生・大木行人の青春の1ページは無事に彩られるーーはずだった。 初恋が成就する寸前、彼女の姿が一変。目の前に現れたのは《エルフ》!? 「もしかして私の……見えちゃった?」 渡辺風花はエルフである……らしい。とある事情で異世界《ナチェ・リヴィラ》から現代日本の東京へ逃げてきた呪われしサン・アルフ族の少女。 「じ、実は私も……ずっと大木くんが、気になってたの。大きな木で行人、ユクト。……なんだかユグドラシルっぽいな、って!」 「告白、仕切り直していいかな!?」 かくして大木は“エルフの渡辺”とのちょっと不思議な現代日本ライフ、そして異世界の命運を巡る大スペクタクルに巻き込まれることになりーー。
大人気シリーズ最新刊! 誕生日を迎えた周は、真昼のおかげでたくさんの変化が生まれたことを実感し、こそばゆくも幸せを噛みしめた。 真昼が生まれた日にもありったけの祝福を贈ろうと決意して、準備に奔走する日々を過ごす周。 そんな中、進路を考える時期に差し掛かった二人は、一緒に暮らす未来を思い描き、受験勉強を乗り越えようと約束するのだった。 そして待ち望んだ真昼の誕生日。特別な一日にするべく、周はとあるサプライズを用意して……。 可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。
『あの夏』の事件を乗り越え、ついに安芸宮羽純と心を通わせることができた俺。これで初恋を取り戻したと思いきや、現代で俺を待っていたのはまさかの人物で…!?混乱する俺が再びタイムリープした先は、安芸宮が消えた二周目の高校一年生だった。美羽や佐伯さんと過ごす『初めての夏』は、一度目とは違う青春に満ちあふれた日々。だがそこに安芸宮の姿はない。彼女の行方を知る人すら誰もいない。しかしどれだけ八方塞がりな状況でも、彼女の笑顔が俺の頭から離れなかった。もう一度、安芸宮に会いたい!そんな時、導かれるように訪れた向日葵畑で出会ったのは、一周目の高校生活で俺の人生を変えるきっかけをくれた天川日輪先輩だったー。
あたしは女子高生・夏凪渚。二人の親友と一緒に楽しい学園生活を過ごしていた。そんな普通の女子高生になれたと思っていた。でも。「あんたが名探偵?」ずっと探していた『名探偵』を見つけてからは目も眩むようなひと夏の冒険が始まり、新しい出会いもあった。そして知らない世界に踏み込んでしまったことで、親友たちとの距離も感じ、日常に戻れるか不安だった。それでも二人は以前と変わらずあたしを迎えてくれた。またいつもの学園生活が戻ってくる、そう信じてたのに…。「夏凪先輩。私と付き合ってください」銀髪で『彼女』にそっくりな後輩女子にいきなり告白されてー。
「色々と思い出を作っていきたいですから」自堕落な一人暮らし生活を送っていた高校生の藤宮周と“天使様”とあだ名される学校一の美少女、椎名真昼。ふとしたきっかけから徐々に心を通わせ、いつしか惹かれ合っていき、お互いにかけがえのない相手となった二人。かたちを変えた関係のなかで紡がれた、様々な思い出を描く、書き下ろし短編集。これは、甘くて焦れったい、恋の物語ー。
ー普通の女子高生になりたかった。この『命』は、女子高生になることを願っていたから。あたしは、渚。夏凪渚。きっとまだ何者にもなれていない、ただの女子高生だ。少しだけ人と違うのは、病弱で最近まで学校に通えてなかったことくらい。でも奇跡的に適合するドナーが現れて手術に成功した。変な時期の復学になったけれど二人の親友のおかげで、念願の普通の高校生活を手に入れたのだ。そう、ただの女子高生。でも、この心臓の持ち主のことが気になって…。この町にいるという噂のどんな事件でも解決する少年を探すため、親友たちと学校で話題の変な事件を調べているとー。
目が覚めると、俺は中二の姿に戻っていたー。仕事はダメで金もなく、女にはモテるが夢を諦めクソみたいな大人になっちまった俺の人生。全ての原因は中学時代のアイツ、初恋の彼女、安芸宮羽純のせいだーなんて愚痴っていた俺は事故に遭い、なぜか中学時代へタイムリープしていた。当時は冴えないモブ男子だった俺だが、見た目を整え、中身は大人のコミュ力を発揮すると、あっという間に理想の青春をやり直すことに成功!過去の記憶をもとに通学途中で美人ギャルの茅ヶ崎を助けたり、クラスの一軍男女のトラブルもクリアしていく。あとは俺の人生を転落させた元凶、安芸宮羽純と過ごした向日葵が満開の『あの夏』の事件の真相を暴き、変えるだけのはずだったのだがー。
「…今日は、帰らなくても、いいですか…?」文化祭の喧騒も過ぎ去り、日常が戻ってくる。周は真昼への思いを改めて言葉にして伝え、ともに将来を誓いあった。さらにそれをかたちにしたものをプレゼントしたい周は、慣れないアルバイトを始めることにする。一方、周の帰りを待つことになった真昼も、寂しさを抱えながらも、周への気持ちを伝えるべく密かに行動するのだった…。これは、甘くて焦れったい、恋の物語ー。
夏の思い出、二人の触れ合いーー TVアニメ化決定の大人気焦れ甘ラブストーリー、第6弾 真昼の支えもあり、過去の苦い思い出と正面から向き合うことができた周。実家で真昼を可愛がる両親と、家族のぬくもりを喜ぶ真昼の姿を微笑ましく眺めながら、改めて隣にいてくれる彼女のありがたみを実感し、真昼のそばに居続ける決意と覚悟を新たにした。 夏も終わりに近づき、二人で浴衣を着て出掛けた夏祭り。少しずつ素直に気持ちを伝えあうようになった周と真昼の、夏の思い出は深まっていくーー 可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。
真昼の支えもあり、過去の苦い思い出と正面から向き合うことができた周。実家で真昼を可愛がる両親と、家族のぬくもりを喜ぶ真昼の姿を微笑ましく眺めながら、改めて隣にいてくれる彼女のありがたみを実感し、真昼のそばに居続ける決意と覚悟を新たにした。夏も終わりに近づき、二人で浴衣を着て出掛けた夏祭り。少しずつ素直に気持ちを伝えあうようになった周と真昼の、夏の思い出は深まっていくー。可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。
風邪でダウンしてしまった龍之介のため、花梨が龍之介の家までお見舞いにやって来た!部屋で二人きりという状況に照れまくる花梨と、熱がありながらも花梨を照れさせる龍之介。赤面しながら看病してくれる花梨に、龍之介の要望も徐々にエスカレートしていき…。そんな龍之介だが、最近、花梨への想いに変化が表れ、自分の気持ちに戸惑っていた。部活&いつものメンバーで開催されたハロウィンパーティーでも、ネコマタコスの花梨を褒めまくり照れさせるのだが、思いがけない展開になりー。水族館デートにお見舞い、ハロウィンコスと、相変わらず花梨先輩照れまくりエピソードが盛りだくさんの第4弾!
自堕落な一人暮らし生活を送る高校生の藤宮周と、“天使様”とあだ名される学校一の美少女、椎名真昼。関わるはずのなかった隣人同士、ふとしたきっかけから、いつしか食事をともにするようになっていた。ぶっきらぼうななかに、細やかな気遣いを見せる周と、よそ行きの仮面でない、自然な笑みを浮かべられるようになった真昼。惹かれ合っていく二人の過去といま、そして彼らを取り巻く折々を描く書き下ろし短編集。これは、甘くて焦れったい、恋の物語ー。
「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)新作部門第5位・総合文庫部門第10位 「このライトノベルがすごい!2021」(宝島社刊)総合部門第10位・Webアンケート第5位・女性キャラクター部門第2位(椎名真昼) 「好きラノ」2019年上期第1位/2020年上期第1位/2020年下期第3位 長い両片想いを経て、新たな関係性に一歩踏み出した周と真昼。お互いに未経験のことばかりに戸惑いながら、少しずつ距離を縮めていく。 学校でも二人のことで話題は持ち切りで、辟易する周だったが、顔を上げるようになった周の姿に周囲の見方も徐々に変わっていく。一方、その様子を見た真昼は、気が気でない様子でーー そして迎えた夏休み。二人きりででかけたプール。一緒に帰省することになった周の実家。これは積み重ねていく、二人の思い出の軌跡ーー 可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。