著者 : ふすい
高校生の私が中学生になった理由高校生の私が中学生になった理由
村上ひまり、高校二年生。陸上部のエースでチョコが好きな元気な少女。しかしある日、部活中に倒れてしまい、病院で、とある病に侵されていると告げられる。余命は一年。幼馴染で恋人でもある、森恭介を悲しませたくないひまりは病のことを隠して別れを切り出すが、絶対に嫌だと拒否されてしまう。二人は平行線のまま、刻一刻と残された時間は過ぎていきー瑞々しい高校生の愛の奇跡を描く、感動の純愛小説!!!
天使がくれた時間天使がくれた時間
静養を理由に、祖父母のいる海辺の田舎町へ移り住んだ新。唯一の日課は、夜の海辺を散歩すること。父との確執、諦めた将来の夢、病気の再発。海を眺める時間だけは、この憂鬱な世界を忘れられた。ある夜の海辺、新はエラという女の子に出会い、惹かれていく。やがて、周囲で次々と不思議な出来事が起きるようになり…エラは、奇跡を起こす本物の“天使”だった。「忘れないでね」切なく笑った天使に秘密があることを新は知る。そして、残された時間がわずかなこともー。
君と綴った約束ノート君と綴った約束ノート
大学受験に失敗した春先、亮介は初恋の人、奈緒と再会した。図書館で一緒に勉強をするうちに、惹かれ合い恋人同士になった二人。そのとき彼女から持ちかけられたのは、古ぼけた一冊のノートで交換日記をすることだった。「これは書いた約束が本当になる“願いが叶うノート”なんだよ」やがて亮介は知る。そのふしぎなノートを持っていた奈緒の切ない願いを。彼女が儚い、桜の花のような存在であることをー。運命が繋いだ二人を描く、ひとときの恋愛物語。二人が交わした約束は、きっと奇跡をこえていく。
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