著者 : ふわり
美波沢学園生徒会。生徒はもちろん教師からも信頼が厚く、歴代最優秀と称される姫崎優里奈生徒会長を筆頭に、所属する役員は全員が美少女揃い。そんな彼女たちが毎日真剣に議論するのは恋愛相談!? 「相談者はその男の子のことが本当に好きなのよ。だから絶対に失敗は許されないの」 実は相談者が自分であることを隠し、生徒会役員が議題に上げる好きな人は全員、南条晴久という風紀委員で!? 生徒会長は風紀チェックに乱れた服装で現れ、副会長はバイト先でのスキンシップ、会計はエロマンガを描き、書記は妹として甘えてきて……。事情を知らない晴久は生徒会で話し合われたアプローチをされまくり!
奴は四天王の中でも最弱……ではなく最強!? 「ククク、奴は四天王の中でも最弱」 人間たちは魔大陸四天王の一人目、暗黒騎士ラルフすら打倒できずにいた。しかも、圧倒的な強さを誇るラルフは、四天王最弱であるというのだが、実はーー 「いい加減、お前らも戦えよ!」 「無理じゃ、わしらは殴り合いの喧嘩さえしたことがないんじゃぞ!」 他の四天王は戦闘経験皆無で、戦いはラルフに任せきりであった。 彼女たちにも戦闘に参加してもらい、自分ばかりがいつも戦わせられる現状を打破するため、ラルフは四天王自立計画を始動する! 最強暗黒騎士による四天王立て直しファンタジー開幕!
新たな出会いの季節、四月。景行想は中高一貫の私立征心館学園に唯一の編入枠として入学することに。 見渡す限り富裕層の学校で、ただ一人異邦人として過ごす日々。 そこで出会い、心通わせた少女はなんと──五人全員下の名前が同じ《ナツキ》だった!? しかも、ナツキというのは幼少期、とある理由で想にとってトラウマとなる名前で──。 これは、青春の一切を諦めて打算で学校を選んだ少年が、ただひとりの少女を下の名前で呼んでみるまでの、なんでもない青春の物語である。